犬の散歩へ行く時間、さんぽ時間に基準はありません。理想的な散歩とは?

散歩に関わる二つの「時間」についての相談が寄せられることがあります。

一つ目は「散歩は何時にいけばいいですか?

二つ目は「散歩は何時(分)間いけばいいですか?」

それらの問いにお答えします。

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散歩の時間は決めない方が良い

決まった時間に散歩をすることで愛犬はそのパターンを覚えていきます。

そして、散歩時間が迫るとソワソワし始め「そろそろ散歩の時間だぞ!」と要求し始めます。

要求の度合いはワンコによって異なりますが、自我が強い犬ほど吠えるなどの強硬手段に出る子が多いです。

その時間はどんどん早まることだってあります。

「うちの子はそれほど要求はしないからいいんじゃないの?」と言うご家族もあるかと思います。

もちろん、飼い主が散歩時間の固定化を行うことによる愛犬からのプレッシャーを感じていないのであれば、それはそれで良いという考え方もあります。

また、「規則正しいリズムで過ごさせてあげた方がワンコにとっても良いのでは?」と言った意見もあるかと思います。

それらの考えは否定はしません。

ただし、「未来永劫(愛犬が生きている間)その生活リズム、環境で過ごすことができれば」といった条件付きとなります。

私たち人間の暮らしは日々変化します。

結婚、出産、引っ越し、異動、転職、入院、介護、etc

一度決めたお散歩時間を愛犬が生きている間、変えずにできる人っていないのではないでしょうか?

今まで慣れ親しんだお散歩タイムに行けなくなってしまうことによる愛犬の精神的負担は相当だと思われます。

要求が強いワンコであればあるほど、その習慣化されたお散歩時間が長ければ長いほど深刻です。

私は、このような理由から散歩時間を決める必要はないと考えています。

ちなみに、うちの子は散歩の要求をしません。

私がリードを持つと「えっ、今行けるの?ラッキー」ぐらいに思っているはずです。(笑)

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決まった時間にご飯を与えないことも重要です

散歩する時間もそれほど重要じゃない

「小型犬だと○○分、大型犬だと・・・。」といった目安を知りたい方も多いかと思いますが、これは本当に無意味です。

小型犬でもジャックラッセルテリアのような運動量が激しいワンコもいますし、大型犬でもすぐにバテてしまう子もいます。

また、同じ犬種でも個体差により様々ですし、年齢でも異なります。

それに、飼い主が走ったり、早歩きなのか、のんびり歩くのかによっても異なります。

当然、季節にもよるでしょう。

大切なことは「時間よりも中身」です。

例えば下記二つのパターン(若くて散歩大好きなワンコを想定)のどちらが中身が濃いでしょうか?

  • のんびり40分歩く
  • 最初の5分は早歩き、公園や広場について引っ張りっ子や、ボール投げ(ロングリードが可の公園で)を15分ほど行い、残りはのんびり歩いて10分

時間は後者の方が少なくても愛犬にとって充実した散歩であることは言うまでもありません。

満足いく散歩は愛犬の特徴によって異なります。

走るのが好きなのか、ボール遊びなのか、引っ張りっ子なのか、のんびり歩くことなのか、それらをミックスさせることなのかなど、うちの子の性格を把握して時間ありきではなくプランを立ててみてください。

その結果、10分でも満たされる散歩ができるのであば全く問題ないと思います。

時間から入るのではなく、中身から考えてみてください。

短めのリードで散歩をして、広場や公園など周りの方の迷惑にならない場所で、ロングリードに付け替えて遊ぶのが理想です。

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なるべく排泄は先に済ませて散歩に行こう

お散歩=排泄をさせるため

だと思われている飼い主は多いと思います。

ですが、昨今排泄に対する社会の目は確実に厳しくなってきています。

いくらウンチを放置せず、オシッコをしたあと水や消毒液で流したとしても家の前でされること自体嫌な思いをされる方も増えています。

犬を飼われていない方に不快な思いをさせないためにも、できる限り家の中のトイレトレーや、庭などで最初の排泄だけは済ませておいた方がいいでしょう。(最初が一番出ますしね。)

その上で、散歩の途中で残りのオシッコやウンチをした場合はしっかり処理をしましょう。

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散歩コースはできる限り毎日変えよう

散歩コースの習慣化によって、他の道を行こうとすれば嫌がったりなどストレスになる場合もあり、先と同じ理由(一生同じ散歩コースを歩けるのか?)で望ましくないと考えます。

また、同じ道を歩くことで自我の強い子は縄張り意識も強くなり、他のワンコや人に対して威嚇的な態度をとることだってあります。

目的地(公園など)は同じでも、その道筋は何通りか用意をして、毎日どのルートを歩くかは飼い主の気まぐれで決めるぐらいがちょうどいいと考えます。

それに、あくまで散歩の主導権は飼い主であって愛犬ではありません。

愛犬主導ではなく、飼い主が行きたいところを散歩してください。

ちなみに、私は愛犬が右に行きたいと主張すれば左に行きます。

それをしばらく繰り返せば、分かれ道などは立ち止まり「どっちにいく?」と私の顔を確認してきたりします。(それが引っ張り癖を治す一つの方法だったりします。)

あと、これは私見ですが、新しい道、初めての道を歩く愛犬ってなんだか嬉しそうじゃありませんか?

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雨などで散歩に行けない日はどうすれば良い?

雨の日に飼い主も愛犬もレインコートを着て散歩に行く方を見かけますが頭が下がります。

私は雨だと基本行きません。

外でしか排泄をしない子もいると思いますので仕方なくの飼い主もいるでしょうし、雨の中での散歩が好きな方もいることでしょう。

ですが、その両方でもないのであれば無理に行く必要はないのかもしれません。

むしろ、散歩から帰った後の処理は大変ですし、途中でウンチをした場合取るのも大変です。

そんな日は家の中で遊んであげてはいかがでしょうか?

隠れんぼ(飼い主が隠れて愛犬の名前を呼んで探させる)

引っ張りっこ(下記ブログにグッズ紹介しています。)

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ノーズワーク(飼い主はおやつを隠し、愛犬はそれを探す遊び)

力や頭もいっぱい使うことも散歩に匹敵するぐらい愛犬も消耗します。

また、一緒に遊んであげることで絆もより深まります。

雨の日に限らず、仕事などで遅く帰ってきて散歩に行けないときに10分でもいいので遊んであげてみてはいかがでしょうか。

夏のお散歩は工夫しよう

散歩時間が限られる夏は水遊びを楽しみましょう!

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まとめ

私が活動していたドッグイベントクラブでは仕事がある日は忙しくてなかなか十分なお散歩に連れて行ってあげられないけど、休みにはたっぷり遊んであげたいと考えている飼い主を対象とした「お散歩不足解消プロジェクト」イベントを実施しています。

ハイキングをしたり、水遊びをしたりとことん楽しんで、家に帰り爆睡している我が子を見て満足する。

そして、「明日からあまり散歩に行ってあげられないけど、また週末いっぱい遊ぼうね。」っとイベントにお申し込みいただく方も多くいらっしゃいます。

「この時間に行かなきゃ」「もっと長く散歩してあげなきゃ」と思えば思うほど、現実はなかなか行けず苦しんでいる飼い主も多いかと思います。

毎日、同じ時間、同じ量を行く必要はありません。

少しの時間でも中身ある散歩や、家の中で10分でもいいので遊んであげて、休日は思いっきり愛犬との時間を満喫してください。

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