その散歩、心から楽しんでいますか?
犬と暮らす毎日の中で「散歩」は、最も基本的で大切な習慣のひとつです。けれど、ふと立ち止まって考えてみてください。あなたの散歩は、義務になっていませんか?
毎日同じ時間に、同じコース。特に考えもせず、ただ歩いて帰るだけ——。 それは、犬にとっても“退屈なルーティン”になっているかもしれません。
でも、ほんの少しの工夫で、その散歩は“特別な時間”になります。私には「愛犬とのお散歩をとことんクリエイトしたい」という思いがあります。このブログでは、駅から始まる新しい散歩の形、「愛犬と楽しく駅からお散歩」「駅からハイキング」シリーズを通して、その魅力と可能性をたっぷりお伝えします。
第1章:犬にとって散歩は“人生そのもの”

犬にとっての散歩は、単なる運動ではありません。
- 嗅覚を使って世界を感じる時間
- 社会的な刺激を受ける時間
- 飼い主と心を通わせる時間
毎日同じ部屋で過ごしている犬にとって、外の世界は“冒険”です。その時間の質をどう高めるかが、犬のQOL(生活の質)を左右します。

第2章:同じ道を歩くことの意外なデメリット
一見、同じ道は安心・安全に見えます。けれど、それが習慣化しすぎるとこんなデメリットがあります。
- 刺激不足で脳が退屈する
- ナワバリ意識が強化され、他の犬への攻撃性が増すことも
- 飼い主も飽きて、散歩が“義務感”になる
- 引っ越しなど環境変化に対応しづらくなる
とくに注意したいのは、犬が「この道しか知らない」となってしまうこと。これは、社会化や適応力の面でマイナスになり得ます。
飼い主の生活リズムが一生同じと言うことはありません。勤務体系の変化や、出産、育児、転職、引っ越しなどで環境が代わる可能性がある以上、できる限り習慣化しないことが得策です。

第3章:習慣化のワナ——散歩がロボット化する?

犬が喜んでリードを持ってくるのは、そこに“楽しみ”があるから。でも、飼い主が毎日無表情で、スマホを見ながら歩くだけでは、犬にもその感情が伝わります。
まるでロボットがリードを引いているようなもの。犬にとっては悲しい時間です。
「今日はどこ行こうか?」と声をかけてみましょう。たったそれだけでも、犬の目がキラッと輝く瞬間が生まれます。
決まった時間に、近所の公園に集まる犬連れシーンをよく見かけますが、飼い主同士長話をしている足元で退屈そうにしている犬をよく見かけます。たまには別の時間、ルートを歩いてみてください。
第4章:「新しい道」が犬にもたらすもの

ほんの少し、いつもと違う道を選んでみる——。
- 新しい匂い=脳への刺激
- 初めての道=好奇心の活性化
- 飼い主のワクワク=犬にも伝わる
この3つが重なることで、犬にとって「今日のお散歩」はいつも以上に豊かな時間になります。
第5章:勇気を出して“別のルート”へ

「ちょっと裏道に入ってみようか」 「この先、行き止まりかな?」
そんなときは引き返せばいいんです。スマホの地図アプリだってあります。大切なのは、“挑戦してみること”。
そしてその道で、
- 思いがけない花壇に出会ったり
- 鳥の声に耳を澄ましたり
- 地元の人にあいさつされたり
犬と一緒にいるからこそ見える風景があります。
私は見知らぬ土地を歩くのが好きなのですが、中年男性が1人で道に迷っていると不審がられているんじゃないかと思ったりします。ですが、犬連れだとすれ違う方からも挨拶をもらえたり、犬に微笑んでもらえたりします。いぬ様様です。笑
第6章:見知らぬ土地で生まれる、あたたかいつながり

引っ越し先、旅先、初めての町——。
そんなとき、犬と歩いていると、 「こんにちは!かわいいですね」 「何歳ですか?」 そんな声を自然にかけてもらえることがあります。
犬は、地域と自分をつなぐ“橋渡し役”。人見知りでも、言葉が通じなくても、犬がいることで世界はやわらかく開かれていきます。
第7章:さまざまな環境に慣れさせるということ

毎日同じ場所ばかりでは、犬は「変化」に弱くなります。 でも、
- 違う道
- 違う匂い
- 違う音
- 違う人
こういった刺激を日常的に体験していると、犬は環境の変化に柔軟に対応できるようになります。
たとえば引っ越しや災害避難時でも、慣れている犬は落ち着いて行動できる傾向があります。
第8章:神奈川から広がる「駅からお散歩」シリーズ

私は今、神奈川県を中心に「愛犬と楽しく駅からお散歩」「駅からハイキング」シリーズを記事化しています。
「駅」を起点にすることで、車を持たない方でも気軽に楽しめる散歩・ハイキングの魅力を発信しています。
今後は、首都圏・観光地・地方都市にも広げていく予定です。
第9章:お散歩を「とことん楽しむ」ということ

お散歩は「ただの移動」ではなく、「共に歩く思い出作り」だと思っています。
- 景色を見て
- 匂いを嗅いで
- 会話をして
- 同じ空気を吸って
そのすべてが、愛犬との絆を育てる時間。
そして、その時間を“とことん楽しむ”ことこそが、 「犬と生きる」ことの本当の意味ではないかと思っています。
第10章:まとめ──あなたの散歩に、少しだけ新しさを

「新しい道をお散歩しよう」 その一歩が、犬の人生にとってかけがえのない体験になります。
いつもの道でも、少し視線を変えてみる。少しだけ脇道に入ってみる。 その“ほんの少し”の勇気が、犬にとっても、あなたにとっても、大切な記憶になるのです。

最後に:犬の心に残る「幸せの足あと」を

犬はあなたと一緒に歩いた時間を、ちゃんと覚えています。 だからこそ、できるだけたくさんの道を、たくさんの景色を、たくさんの感情を——
一緒に歩いてあげてください。
それがきっと、 あなたの心にも、犬の心にも刻まれる “幸せの足あと”になるのです。
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