健康長寿医療センター研究所運動科学研究室長、青柳幸利先生が提唱する「1日8000歩、そのうち早歩き20分」を参考に始めたこの企画。


「愛犬とのお散歩をとことん楽しみたい」
見知らぬ駅に降り立って、愛犬と一緒に新しい発見や経験をしてみませんか?
そして、ちょっぴり「健康につながった気?」になれば一石二鳥。
あくまで、私が独自に始めたゆるい企画です。(青柳先生は関係していません。詳しく学び実践したい方は先生の著書をお読みください。)


今回は、彦根駅からスタートです。
2023年、松本潤さん主演の大河ドラマ「どうする家康」に登場する(するであろう)人物が居城した城を巡ります。
それは、佐和山城の石田三成、彦根城の井伊直政です。
執筆時点で井伊直政は、当然登場が決まっているようですが、石田三成はまだ発表されていません。
楽しみです。
なお、佐和山城(標高約240M)はプチハイキングコースとなります。
歩きやすい服装や運動靴で行きましょう。
こちらが本日のコースです。
それでは、駅から散歩スタートです。
※ご紹介しているお店の定休日・営業時間などは事前にご確認ください!
JR東海道本線「彦根駅」

彦根駅には石田三成のポスターが!
歴史オタクの私としてはこれだけで興奮します。

「大一大万大吉」の旗印の向こうに今から登る佐和山城が見えます。

改札口は一つ。
西口へ向かいましょう。

降りてすぐにセブンイレブンと、「マイクロレディコーヒースタンド」があります。
テイクアウト可能です。

スタート地点まで752歩なので、合計「8752歩」を目標に歩きます。

速歩は「637歩」なので、「2637歩」歩きます。
なお、この活動量計の速歩強度は、青柳先生が想定されるものと異なっています。
今回は参考数値としてお考えください。

駅前には井伊直政公の立派な像が。

それでは、出発しましょう!
佐和山城へ(時々早歩き)
佐和山通りを通り城へ向かいます。
商店街を歩き一つ目の交差点を右折。

佐和山通りに出ます。

鉄道橋の手前に佐和山城へ行く案内板が。
それに従い地下道を渡ります。

ワクワクする地下道です。

反対側に出ると、再び佐和山城跡への案内板があります。
この看板は定期的にありますので迷わず安心です。

ここを左です。
住宅街を抜けていきます。

道中に「石田三成邸跡」があります。

正面に石垣が!

ここを曲がれば、佐和山城ハイキングコース入口が見えます。

長林稲荷神社があります。

井伊家の菩提寺で、井伊直政の墓所でもある「清凉寺」。
「三成に過ぎたるものが二つあり島の左近と佐和山の城」と謳われていた人物である島左近の屋敷跡に建てられたそうです。
今回は境内に入らず進み、隣に佐和山城ハイキングコース入口があります。

佐和山城
さて、いよいよ佐和山城の本丸跡である山頂に向けてのプチハイキングとなります。

山頂までの往復にはトイレがありません。
ハイキングコース入口にあるトイレで済ませておきましょう。

「ハイキングコース入口」という案内板があります。
そちらより入場しましょう。
なお「龍潭寺」さんの私有地内がコースとなっています。
現時点で「犬連れ不可」とはなっていないようですが、そうならないためにもリード着用、排泄物処理をきちんと行うようにしましょう。
また、登れるのは9時〜17時(冬期は16時)となっています。
ご注意ください。

趣があります。

石田三成公の銅像です。
テンション上がります!!

奥にある門をくぐります。

門にはハイキングルートの張り紙があります。
山頂まで「20〜30分」とのこと。

観音堂の右側を通ります。

墓地を抜けると山道となります。

山頂までは順路標識が出ていますのでご安心ください。

ゆっくり登りましょう!

道中には「西の丸跡」があります。

まもなく山頂です。

私は遅れて到着。
子供たちと犬は早々と到着していました。
ベンチもありますので、ここでお弁当などを食べるのも良いですね。

眼下の木が生い茂っている場所が、このあとに行く彦根城です。

京と江戸を結ぶ重要な場所。
ここを任されるということは頼りにされている証だったのでしょう。

本丸跡もあります。

帰りは同じ道を下ります。
ハイキング入口に戻ってきました時点で歩数を確認してみます。
「6048歩」。
それに、スタート地点での歩数「752歩」を引くと「5296歩」。

速歩は「5178歩」。
スタート地点で「637歩」を引くと「4541歩」。

山道で歩数を費やしたようです。
それでは後半戦。
彦根城に向かいましょう!
彦根城へ(時々早歩き)
彦根城までは住宅街を主に通ります。
早歩きできるところはどんどんしていきましょう。
踏切を渡る前の公園には「佐和山一夜城」があります。
精巧に作られています。

この踏切を渡りましょう。

住宅街を抜けると「城北通り」に出ます。

右手には「彦根県立総合運動場」があります。

現在、2025年の国スポに向けて陸上競技場の改修工事を行っているようです。

そのため、予定していた歩道橋が通行禁止となっています。

下記が当初予定していたルート。
赤丸で囲った部分が通行禁止となっています。

歩く距離が増えますが遠回りして向かいます。
まつばら橋を渡り、滋賀大学の陸上競技・野球場の横を通っていきます。

右手側が滋賀大学野球場です。

この橋を渡ると当初ルートに戻ります。
彦根城に到着です。

彦根城
奥に見える橋(黒門橋)を渡ると「国宝彦根城」天守閣に行けます。

敷地内は有料となります。
建物内以外、犬を連れての入場は可能です。
なお、閉園間際に到着したので「玄宮園」には行けませんでしたが、こちらも犬の入場は可能となっています。
余裕があればぜひ行ってみてください。

Googleマップの設定上、下記ルートになっていますが、敷地内は広く、歴史的建造物をはじめ見所は多くありますので体力と時間の許す限り散策してみてください。

天守へ続く坂道。

天守横の広場。

天守です。

ひこにゃんに散歩してもらってる?
天守閣内にも入ることができますので、複数で来られた場合は交代していくのもありです。

夕陽が綺麗です。

「鐘の丸売店」

「表門山道」

彦根城ともお別れです。

彦根駅へ(時々早歩き)
内堀、中堀へと続きます。


中堀の前に和菓子処「和菓子処 さわ泉」。

その隣には「彦根みやげ本陣」。

駅まであと少しです。

彦根ういろが名物の「小林製菓舗」。

駅前の商店街に戻ってきました。

駅前に戻ってきました。
歩数は「12792歩」。
スタート地点の「752歩」を引くと、「12040歩」。

速歩は「11405歩」。
スタート地点の「637歩」を引くと「10768歩(参考値)」。

まとめ
8000歩を大きくオーバーしてしまいました。
要因として一番大きいのが、工事中で歩道橋を渡れず大回りしたことです。
あと、彦根城をくまなく巡るかどうかでも大きく違ってきます。
ちなみに、今回は彦根城到着時間が遅かったこともあり、黒門橋から天守閣、表門橋へと最短ルートで通過しています。
時間と体力を鑑みて柔軟に設定してみてください。
なお、このコースは道中、犬と入れる飲食店や、テイクアウトできるお店があまりありません。
コンビニも駅にあるセブンイレブン以降はありません。(少し横道にそれるとあります。)
駅前の「アル・プラザ彦根」にはパン屋さんもあるようなので、そちらで事前に購入するなど予め準備することをお勧めします。

