【最新版】多子世帯大学無償化のカギは“予約採用”!今すぐ手続きを

「大学無償化って、勝手に無料になるんでしょ?」

実は、それ――間違いです。

2025年度から、子どもが3人以上いる「多子世帯」への高等教育無償化制度が大きく拡充されました。この制度自体はとてもありがたいことなのですが、持ち出しをしなくて良いと安心していれば大変なことに…。

正しい手続きをしていないと、合格した後に必要となる入学金や授業料を立て替える必要がある場合があります。

✅「制度はあるけど、先に払わなきゃいけない」
✅「戻ってくるまでに時間がかかる」

――これが現実です。


目次

大学無償化制度とは?

文部科学省と日本学生支援機構(JASSO)が行っている「高等教育の修学支援新制度」が、いわゆる「大学無償化」の制度です。以下の2つが柱となります。

  • 授業料・入学金の減免(または全額免除)
  • 給付型奨学金(返済不要)

2025年度からは、多子世帯(不要する子供が3人以上の世帯)が新たに支援対象に加わり、国公私立問わず幅広く適用されます。


なぜ予約採用が重要なの?

「予約採用」とは、高校3年生のうちに無償化制度の利用申請をしておく仕組みで、2026年度(令和8年度)に大学進学予定者から適用となります。

この手続きをしていないと、進学先が決まっても:

  • 入学金
  • 授業料

先に自己負担しなければならないケースが出てきます。

一方、予約採用を済ませておけば、入学手続き時点から減免や奨学金が適用され、立て替えが不要になります。


【体験談】我が家も“予約採用しておけば…”と後悔しました

実は私自身、娘が令和7年度に大学に合格した際、多子世帯で無償化の対象になると知り、安心していました。

進学先も決まり、在学採用の手続きも済ませ、これで大丈夫だと思っていたのですが――

入学金と前期授業料は、期日までに支払わなければなりませんでした。

つまり、制度上は無償化の対象だったのに、立て替えが必要だったのです。

その額、なんと約100万円

春先は他の支出も重なる時期です。想定外の出費に、正直苦しみました。

在学採用の手続きは完了しており、今後返金はあるはずですが、『支援が届くまでにこれほど時間がかかるとは…』と痛感しました。(2025年度は在学採用のみ)

事前にもっと調べ準備しておくべきでした。


予約採用はいつから?

高校3年生になった段階で、4月以降に在籍する高校などを通じて案内がありますので、それに従って忘れないよう手続きを行う必要があります。


よくある質問(Q&A)

Q. 進学先が決まっていなくても申請できる?
→ はい、進学予定でも申請可能です。

Q. 私立大学や専門学校も対象?
→ すべて対象です(私立は上限あり)。

Q. 奨学金と併用できる?
→ 給付型・貸与型どちらも併用可能です。

Q. 大学に落ちたら?
→ 予約採用は無効になりますが、翌年再進学時に「在学採用」で再申請可能です。


まとめ:今すぐ予約採用を確認してください!

予約採用は“手続きさえすれば回避できる出費”を減らす大きなチャンスです。

ぜひ、子供には「多子世帯修学支援新制度の書類をもらったら必ず渡して!」と伝えておくことを忘れないようにしてください。(特に息子の場合、保護者への配布物を渡さないことがありますよね。経験談。苦笑)


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詳細は下記リンク先をご参照ください。

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